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債権譲渡（さいけんじょうと）

さ行

債権の同一性を保ちながら、契約によって債権を移転させることを債権譲渡と言います。例えば、AのSに対する100万円の債権をBに譲渡すると、以後、BがSに対する債権者となります。債権は、原則として自由に譲渡することができるとされていますが、当事者間で譲渡禁止特約が締結されていたような場合には、譲渡は無効となります。もっとも、譲受人が当該特約の存在を知らないことにつき重大な過失がない場合には、債権譲渡は有効とされます。

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