交通事故の被害者なら、出来るだけ、少ない手間で、早く、多額の慰謝料や損害賠償を受け取りたいと思うのは、ごく自然なことかと思います。
ここでは、交通事故を弁護士に相談するメリットとデメリットについて、考えてみます。
交通事故を弁護士に相談するメリット・デメリット
交通事故を弁護士に相談するメリットは、多数あるのですが、1つにまとめると、次のとおりです。
■知りたい情報・知識を、弁護士というプロ・専門家に教えてもらえる
他方、デメリットとして、相談に行かなくてはならない、時間を作らなくてはならない、弁護士に相談するのに勇気がいるなど、人によって様々あるでしょうが、多くの人が挙げるのは、次の点ではないでしょうか。
■お金(相談料)がかかる
デメリットについて
弁護士への法律相談は、30分毎5000円程度の時間制になっていることが多いですが、相談経験のない方は、たくさん時間がかかって、高額の相談料を請求されるのではないかと不安を感じられるかもしれません。
けれど、ほとんどの弁護士が、できるだけ効率よく相談を実施し、相談者に余分な相談料の負担をさせないよう努力していると思います(少なくとも当事務所の弁護士は全員そうしています)。
また、交通事故について、無料相談を実施している法律事務所もありますし、弁護士費用特約を付けている方は、弁護士への相談料も保険がおります。
有料相談に行く際は、交通事故の概要やその後の経緯・事情、知りたい情報・知識をまとめて、相談時間が長くならないよう工夫するとよいでしょう。
示談に応じる前に、弁護士に相談を!
交通事故に遭った方が、たまたま交通事故の事件解決に慣れている、あるいは知識や経験豊富であるということはごくまれなケースだと思います。他方で、示談交渉の相手方は、保険会社や弁護士など、交通事故に関する知識や経験が豊富です。
そんな人たちを相手に、適法かつ適正な方法・手段で、適正・妥当な慰謝料や示談金を受け取り事件解決するためには、少なくとも、交通事故の事件解決・処理の方法や手順、慰謝料の相場や妥当な示談・解決金額など、知っている必要があると思います。
確かに、相談料がかかることはデメリットとして挙げられますが、先ほど述べたとおり、無料相談や弁護士費用特約を上手に活用するなどして、相談料の負担を回避する方法はあります。
適正・妥当な慰謝料や示談金を受け取り・事件解決のために、どんなに遅くとも、相手方(相手本人又は相手保険会社)から慰謝料など示談金の提示を受けたら、示談に応じる前に、弁護士に相談してほしいと思います。
名古屋駅前徒歩4分の中部法律事務所では、交通事故に積極的に取り組み、交通事故の解決事例・経験が多数あります。愛知・岐阜・三重など名古屋エリアにお住まい・お勤めの方、または、名古屋エリアで交通事故に遭われた方で、まだ弁護士に相談していない方は、当事務所弁護士への無料相談をご利用下さい。